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理系バカと文系バカ

理系バカと文系バカ (PHP新書)


この本を読んでまず思ったのは、「理系」と「文系」に分類することって実は意味がなかったんだ、ということ。本にもあるように、大学受験の頃に理系か文系を選ばざるを得ないから、それで決めつけてしまった部分は肯定するし、数学に苦手意識を持ってしまっていたことも決めてしまった要因だと思う。でも、今までの世の中だったらそれでも通用したかもしれないが、現在では文系だの理系だの言ってる場合でもない。そんなことを感じた本だった。もっとも、文系・理系の分類って実は「確固たる定義はない」というから驚いたのだが。つくづく、何かを一括りにして語りたがる国民性の罠にかけられてるのだろうか。やーねー。

私の場合は前述のように大学受験の時期に文系を選択したのだけれど、正直なところ、数学への苦手意識というものが後々まで響くとは思ってなかった。それについて改めて感じたのは、今思えば情報処理の勉強を始めてからだと思う。自分が高校の頃に授業では教わらなかった「確率・統計」の知識が、実は必要なものだったと言うことを知るキッカケになったし、これまで苦手意識を持っていた数学が気になりだしてきたのだ。高校生だった頃の私には信じがたいことであるが、少しは近付きたくなったのかもしれない。それに、学生時代には試験というものがあったけど、今だったら試験と関係なく考えることが出来る。それも、私の苦手意識を少しは変化させる要因になったのかもしれない。

とは言え、手を出しやすいものから入った方が良いよね。何でもそうだと思うけど、楽しむことが先にあった方が親しめるように感じるので。だから私の場合は、理系な本(出来れば入門書レベルあたり)を可能なだけ読むようにしたいなと思った。文・理のバランスを多少は取れるようにしたいもんだなあ。


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