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和菓子のアン

和菓子のアン

( Amazon の紹介文より)
やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。あなたも、しぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。
===★===★===★===★===★===


あーん、何これ楽しいじゃない!しかも甘い♪立花さん、乙女だあああ!(落ち着け自分)アンちゃんより立花さんの反応を見てると、楽しくて楽しくて身もだえしそう。いったいどうしたら良いと?なるほど、読書メーターで話題にされてただけのことはあるな。

話としては、卒業後の自分の進路を見出せないまま高校を卒業した主人公、梅本杏子がひょんなことからデパ地下の和菓子店でアルバイトを始めたことから物語が始まっていく。杏子本人は見事なまでのコンプレックスの塊なのだが、ぽっちゃり系な外見で恐らくは愛嬌のある女の子なのだろう。彼女が働く和菓子店では、どうやらマスコット的な扱いになっている感じである。同僚の桜井さん(女性)は侠気の人だし、社員の立花さん(男性)は職人希望で中身が乙女・しかもイケメン。そして店長の椿さん(女性)は賭け事大好きで中身はおっさん。だけどロスを出さない、出来る人だ。こんなメンバーに囲まれて、日常的な話だけどそこに絡んだ菓子の謎解きという要素が加わった話が展開されていくのである。

ミステリとして読んでも面白い作品なんだけれど、その上、和菓子の由来なども知ることが出来て、まさに「一粒で二度美味しい」作品だった。ま、ミステリそのものは御都合主義な部分があるのは否めないが、テンポの良さでカバーされているなと思った。それと、業界は少し違うけどスーパーで働いていた経験があるので、百貨店業界もそんなに変わらないなって気がした。

また機会があったら読みたい。


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